ケフィア全般に関するFAQ
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Q1.ケフィアとはなんですか?
ケフィアはロシアの南西部コーカサス地方を発祥とする発酵乳のひとつです。この地域は長寿の人が多いことで世界的に知られており、長寿と食生活との関係を調べるなかで発酵乳ケフィアの存在が注目されるようになりました。ケフィアは牛や山羊などの生乳にケフィアグレインと呼ばれる種菌を入れ、発酵させることによって作られています。
本サイト記事『発酵乳ケフィア(Kefir)とは』も参照ください。
Q2.ケフィアとヨーグルトは違うのですか?
ケフィアは味的にはヨーグルトに似ています。しかし、含まれる細菌の種類とその数、さらに発酵の形態に大きな違いがあります。ヨーグルトは2から3種類の乳酸菌による乳酸発酵(単独発酵)によって作られるのに対し、ケフィアは30種類にも及ぶ乳酸菌や20種類とも言われる酵母、さらには酢酸菌も加わり、これらが共同して発酵(複合発酵)するという特徴があります。乳酸発酵に、酵母によるアルコール発酵も加わりますので、風味もヨーグルトのそれとは多少異なってきます。
本サイト記事『ケフィアとヨーグルトの違い』も参照ください。
Q3.ヨーグルトの味が嫌いなのですが、そんな私でもケフィアを食べることができるでしょうか?
ケフィアの味は簡単に言ってしまえば、ヨーグルトの味と酷似しています。したがって、ヨーグルトがお嫌いならば、ケフィアの味を受け入れることは難しいと思います。
Q4.ケフィアは一日にどのくらいの量を食べればよいのでしょうか?
特に規定があるわけではありません。色々なサイトや情報源によると一日200mlから500ml食べると良いとされています。しかし、その根拠は不明です。
この一日あたりの摂取量については、一概に「これくらいの量」と決めることができない難しい問題です。ケフィアはあくまで食品です。多く摂ったからといって、必ずしも全ての人にその恩恵がもたらされるものでもありません。体質や経済的なこと等、個人の状況に密接に関わることなので、結局は「自分で食べる量は、様々な状況を勘案しながら自分で決めていくもの・・・」ということになるのではないでしょうか。
ただし、厳格にカロリー制限や食事療法をされている場合は、主治医や栄養士と相談のうえ摂取可否や摂取量を定めるほうがよいでしょう。ちなみに、カロリーは200mlの量で120kcal程度(プレーンの全脂無糖タイプヨーグルトの場合)です。
Q5.乳糖不耐症なのですが、ケフィアを食べても大丈夫でしょうか?
ケフィアに含まれる乳酸菌は乳糖を分解しながら発酵していきます。したがって、一般的にはケフィアは乳糖不耐症の方でも問題なく食べることができると言われています。しかしながら、症状が出る出ないは個人差があります。一度試されてみて体に合わないようでしたら、摂取を控えられることをお勧めします。
Q6.ケフィアにはアルコールが含まれているようですが、幼児や子どもに食べさせても大丈夫でしょうか?
ケフィアは酵母による発酵も伴うため、僅かながらアルコールを含みます。アルコール濃度は、発酵プロセスによって変化します。つまり発酵時間や発酵温度、使用するケフィア・グレインやケフィア・スターターなどによって変わってくるということです。
ケフィアグレインからケフィアを作る場合のデータですが、アルコール濃度は0.06%から最大3%まで変化するというものがあります。平均的には、0.5%から1.0%程度(発酵に使用する容器の密閉度によって変化。密閉度が高くなるほど、アルコール濃度も上昇する)といわれています。また、発酵中に容器を揺すると、アルコール濃度が高まるとの報告もあります。
一方、ケフィア・スターターを使用する場合ですと、ここまでのアルコール濃度にはならないという情報もあります。乳幼児や子どもへの提供を考える際、このアルコール濃度を高いと見るのか、それとも低いとみるのかは難しい問題です。個人の耐性にも依るでしょうし・・・。最終的には大人の判断ということになります。
Q7.ケフィアの表面に水みたいなものが浮いていますが、これは何でしょうか?
少し黄色未がかった水分はホエー(乳清)と呼ばれるものです。乳清は、乳から乳脂肪分やカゼインなどのタンパク質を除いたものです。このホエーには、水溶性のタンパク質(乳清タンパク質またはホエープロテインと呼ばれている)やビタミン、ミネラル、多糖類などの栄養成分が豊富に含まれているため、固形分(カード)とよく混ぜ合わせて食べる方が、栄養的には優れています。
Q8.ケフィアは便秘の改善に良いって聞きましたが、本当でしょうか?
赤ちゃんが便秘になったり、成人の便秘の場合、12時間ほどの短い時間で発酵させたケフィアを使用するとよいといわれています。便通に特に問題なければ、18から24時間発酵させたケフィアで充分だとのこと。つまり、12時間ケフィアは緩下作用を示し、18から24時間ケフィアは便通に影響しないということです。それに対して、48時間以上発酵させたケフィアは逆に便秘作用を引き起こすとされています。なお、便通に対するケフィアの効果には、個人差があります。
