ウォーターケフィアとは
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ウォーターケフィア(water-kefir)というものが存在することをご存知でしょうか?ちなみにケフィアを水で割ったものではありません。通常、ケフィアはケフィアグレインを生乳の中に入れ、発酵させることで作られます。これに対し、ウォーターケフィアはウォーターケフィアグレインと呼ばれるものを砂糖水の中に入れて、同様に発酵させることで作ります。出来上がったものは、発泡性がありアルコールを幾分か含んだ飲料になります。このウォーターケフィアは、『Kefia d'acqua』(何と発音すればいいのかわかりません・・・「ケフィア・ダッカ」でいいのでしょうか?)とか『Japanese Water Crystal』と呼ばれることがあります。
海外では、このウォーターケフィアと生乳から作られる普通のケフィアとは明確に区分されており、混同されないように普通のケフィアのことを敢えて「ミルク・ケフィア」と表記する場合があります。このウォーターケフィア、日本では一般的ではありませんが、日本以外の国では結構知られている存在であり、かなり以前から各家庭で自家醸造されてきたという歴史のある飲料です。
ウォーターケフィアの起源・歴史
ウォーターケフィアの起源については諸説があり、正しいことは明確になっていません。メキシコが発祥地だという説もあります。ただ、その名前を歴史上はっきりと確認できるのは、今から100年以上前の1899年のことです。M. Lutzという人物が著書のなかで、サボテンの一種(Opuntia cactus)から分泌される甘い液体中にその存在を認めています。
ウォーターケフィア・グレイン
ウォーターケフィアを作るには、通常「ウォーターケフィア・グレイン」が必要となります。このグレイン、別名「Japanese Crystals」とか「Ginger Beer Plant」、「Tibicos」、「California Bees」等々さまざまな名称で呼ばれており、半透明で水晶のような綺麗なかたちをしています(その写真は、こちら)。その質感は通常のケフィアグレインと比べてかなり硬質だということです。
ウォーターケフィア・グレインの内部では、ミルクケフィアグレインと同様に乳酸菌と酵母が共生関係にあります。後者が生乳中の乳糖を微生物の栄養源としながら発酵が進んでいくのに対し、前者は砂糖水やドライフルーツに含まれるスクロース(サッカロース、ショ糖)や果糖が栄養源になるという違いがあります。
ウォーターケフィア・グレインの入手は日本では難しいようです。入手する際は、海外のウェブサイトを利用するしかないでしょう。送料込みで4,000円程度で購入可能です(多くのサイトがあり、これより安く購入することも可能です)。参考までに、ひとつのサイトを御紹介しておきます。それが、こちら(『www.kombuchapilz.de』ドイツのサイトです)です。
ウォーターケフィアの作り方
一般的なウォーターケフィアの作り方は以下のとおりです。
◆準備するもの
ウォーターケフィア・グレイン、ドライフルーツ(イチヂク1個、プルーン1個、スルタナレーズン40個)、レモン半個(ノーワックスのもの)、砂糖40gから80g(さとうきび糖。精製された砂糖は不可)、湯冷まし又はミネラルウォーター1リットル、大きめの蓋付きガラス瓶、ざる(プラスチック製。金属製は不可)
◆作り方
上記のものを全てガラス瓶に入れ(ざるは除く)、室温で1日から最大で4日間発酵させます。その際、液量は瓶の3/4までに留めることが大切です。発酵中に炭酸ガスが発生するので、満タンにしていまうと瓶が破裂する恐れがあります。瓶の蓋を緩めにしておくと、微炭酸になりアルコール濃度も低くすることができます。発酵終了後、ざるを使用して液体だけを分離します。この液体こそが「
なお、ケフィアスターター(粉末の種菌)からは作ることができません。ただし、ミルクケフィアのグレインからだったら、多少手はかかるものの作ることが可能とのことです。その方法に関しては、『Dom's Kefir in-site』にその詳細が記載されています。
ウォーターケフィアの効果・効能
日本人の悪い癖は、すぐに健康効果との関連を求めたがることです。ウォーターケフィアに関する海外のウェブサイトを見ていると、その行間からは次のようなメッセージを感じ取ることができます。
『効果?そんなことはどうだっていいじゃないか。俺達は美味しいからウォーターケフィアを飲むんだよ。乳酸菌や酵母、ビタミンBやビタミンCが豊富に含まれているんだから、体に良くないはずはないよね?とにかく、"enjoy it"だよ』と。
