乳飲料でケフィアをつくる
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ケフィアをつくるのに、乳飲料は適していないとされています。種菌の説明書にも書かれていましたが、きれいに固まらないそうです。そのことを検証するべく、乳飲料を使用すると、どのようなものが出来上がるのか実際に試してみることにしました。
用意するもの
【ケフィアの種菌】 使用する種菌は、今回もローゼル社の高活性ケフィア菌です。もし食べるに値しないものが出来上がったら・・・と考えると勿体無い気がしないでもないですが。。。何事もチャレンジです。
【乳飲料】
乳飲料とは、「生乳,牛乳もしくは特別牛乳又はこれらを原料として製造した食品(脱脂粉乳,バター等)を主要原料とした飲料(果汁,コーヒーなどを配合することも可能)であって,乳固形分3パーセント以上のものをいう。」と「飲用乳の表示に関する公正競争規約」により規定されています。簡単にいえば、牛乳にカルシウムやビタミン、鉄分などを加えたものです。そのような商品にはパッケージに『乳飲料』ときっちり表示されています。

今回購入したのは、日本ミルクコミュニティ(株)の「毎日骨太(まいにちほねぶと)」です。”3つのチカラ”というサブタイトルがついているように、以下の3つの特徴があります。
①カルシウムたっぷり
コップ1杯半(約300ml)に、一日分のカルシウム(700mg)が含まれています。
②MBP配合
MBP(ミルク・ベーシック・プロテイン)は牛乳や母乳に含まれている天然の機能成分のこと。骨の細胞に直接働きかけ、しっかりした骨作りに欠かすことができないタンパク質です。
③N-アセチルグルコサミン配合
軟骨の構成成分であるN-アセチルグルコサミンを配合。
コップ1杯半(約300ml)に、500mgが含まれています。
このほかにも、デキストリンと呼ばれる食物繊維の一種や、ビタミンD(カルシウムを吸収しやすくし、骨や歯へ沈着するのを助ける栄養素)が含まれているようです。
乳飲料ベース ケフィアの作り方
本サイト記事『ケフィアの作り方』を参照下さい。全く同じ作り方です(加温器は使用せず)。
下の写真は種菌を投入してから12時間経過後の状態です。わかりにくいかもしれませんが、今までにないくらい牛乳パックが膨張しています。「だっ、大丈夫ですか?」というくらいに・・・。異常発酵しているのでしょうか。もうあとには引き返せませんので、さらに12時間待って試食するのみです。

乳飲料ベース ケフィアの試食
24時間経過後に牛乳パックを再開封。嫌な予感は的中。パックの中を覗くと、上澄み液(ホエー)ばかりで肝心のケフィアの固まりを確認することができません。でもニオイはヨーグルトなどの発酵乳食品そのもの。コップに注ぐと、ドバーっと大量のホエーがでてきました(写真左)。このホエーにはビタミンなどの有用な栄養成分が含まれているので、捨てるのはもったいないし・・・。などと思っていると底の方に白い固まりが沈殿しているのを発見。ホエーを全て濾過した後の一部が、写真右の状態です。
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結果的に3分の2がホエーで、残りの僅かがケフィアという感じになりました。しかし、この乳飲料を使ったケフィア、かなり美味です。酸味が強いという癖がありますが、舌にピリリッという刺激を感じます。まさしく微炭酸ケフィア。牛乳パックの異常膨張からして、炭酸ガスの発生量が多かったのでしょう。妻は少し苦いという感想を持っているようでしたが、この刺激的なケフィアは気に入りました。ただ難点は歩留まりが悪いということでしょうか。
まとめ
乳飲料を使ったケフィアの特徴をまとめると、
◎使用した乳飲料の量の3分の1がケフィアとなる
⇒ 歩留まりが悪い
◎微炭酸ケフィアになる
⇒ 好き嫌いが分かれる。刺激を求める人向けかも
◎飲むタイプのケフィアになる
⇒ ホエーが多いので、ケフィアとよく混ぜ合わせれば飲むタイプになる
結論として、乳飲料を使うことはお勧めしません。不経済なので金銭的に余裕があるときで、なおかつ興味のある方だけお試しくださいませ。

